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歴史

1955年 日興証券がUNIVAC機を導入したいきさつ

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インターネットの歴史 2018版 - Yahoo! JAPAN

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神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

「幕末・明治モノ」に覗く「電気情報通信」特別編 『夜明け前』の「電気情報通信」 いわゆる「幕末・明治モノ」の中で圧倒的な存在なのが島崎藤村の「夜明け前」だ。この文学作品に凝縮された迫真の歴史スペクタクルに「電気情報通信」は姿を現すか? もちろ…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

「幕末・明治モノ」に覗く「電気情報通信」(6) 林望:「薩摩スチューデント、西へ」 「幕末・明治モノ」というと明治維新がいくら無血革命だったと言っても、実際には沢山の血が流れたし、また思想的にもめまぐるしい戦いがあり、どちらかというと肩の凝…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

「幕末・明治モノ」に覗く「電気情報通信」(5) 「佐久間象山」:松本健一に導かれて(下) 天下にかかわり有るを知る 松本健一に導かれての「佐久間象山」、再び「電信」が登場するのは、弟子の吉田松陰下田踏海事件に連座し、幽閉生活になって、その中で…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

「幕末・明治モノ」に覗く「電気情報通信」(4) 「佐久間象山」:松本健一に導かれて(上) 象山神社の謎 長野に知人ができ、しばしば訪れるようになった。東京から訪問すると筆者の趣向を見計らって近隣を案内していただける。今夏はもちろんまずは善光寺…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

「幕末・明治モノ」に覗く「電気情報通信」(3) 岩倉使節団の世界旅行 久米邦武の「米欧回覧実記」(下) 欧州・亜細亜 米国・ボストンから大西洋を渡った岩倉使節団の旅、イギリスはリバプールに上陸して、エジンバラ、ハイランド地方、ニューカッスル、ブラ…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

「幕末・明治モノ」に覗く「電気情報通信」(2)** 岩倉使節団の世界旅行久米邦武の「米欧回覧実記」(上)〜米国〜 明治四年(1871)に横浜港を出発した岩倉使節団の1年10ヶ月におよぶ世界一周視察旅行は、不発に終わった不平等条約改正交渉という目的を越え…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

「幕末・明治モノ」に覗く「電気情報通信」(1) プリンス・トクガワと渋沢栄一、そして栗本鋤雲 「電気情報通信」は近代国家の屋台骨を支えているのだが、気のせいか、その存在が歴史の表舞台に露出する場面は少ない。社会基盤というのはそういうものかも…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(13=完=)外交。また外交 米国カリフォルニア州での日本人排斥政策の具体化で、各州の独立性を思い知った明治政府は、政府間だけでなく国民外交の必要性を痛感した。 東京、王子、飛…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(12) 日米外交逼迫のなかで 移民排斥をめぐって日米関係が急迫する中、明治三十九年(1906)4月、サンフランシスコ大地震が発生した。日本赤十字社が救済義捐金を募集し、渋沢栄一は各…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(11)再訪の欧州で 明治三十五年(1902)、62歳の渋沢栄一は半年に及んで欧米を歴訪した。その最後の1ヶ月はロンドンを拠点とした欧州巡行だった。それは幕末、徳川昭武に随行してパリ…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(10)授爵そして国民外交 津本陽「小説 渋沢栄一」、終段に来て授爵の話題がある。団塊世代にはピンとこないが、いくつかの大きな含意がある。 晩香廬(東京、王子:飛鳥山) 爵位につ…

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(9)(神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ)

教育事業への情熱 津本陽に導かれた渋沢栄一の生涯、日々これ戦いといった激烈な実業界の活動が続くが、明治三十八年、札幌麦酒が日本麦酒および大阪麦酒と合併し大日本麦酒が誕生したところで、ちょっと一服、その人となりを示すやや挿話的な記述になる。 …

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(8)

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ 東洋国家の必死 次の話題は紡績業。これは当時の世界の覇者英国の産業革命の推進役となり、植民地経営の基盤となっていた産業である。渋沢栄一は訪欧時、世界の繊維産業の中心地フランスのリヨンで紡績業の実情を見学して…