もうハンコは必要なくなる? 霞が関「デジタル化改革」の現実味

久しぶりに寄稿しました。ネットの世界で本人確認の手段は、IDとパスワードが一般的。空港や銀行、コンビニなどでは生体認証も利用され、エンボス/磁気/ICカードがあと10年もしたら終焉を迎えるなかで、いつまで行政手続きにハンコが残るのでしょう。 ハン…

【墓碑銘】鵜澤昌和氏  2019年2月4日没(享年100)

鵜澤昌和 うざわ まさかず 1918年11月24日〜 2019年 2月4日 不動産ニュース 2007/6/19 から転載 経営学者。青山学院大学名誉教授。青山学院大学学長、東京家政学院大学学長、日本ファシリティマネジメント推進協会会長等を歴任し、藍綬褒章を受章した。 ja.w…

経産省が「自治体DX行動プラン」 当たり前ができていない現実

「DX Days 2019」 仕掛け人は経産省 1月16~18の3日間、東京都内で「DX Days 2019」というイベントが開かれた。初日は千代田区永田町で「Govtech Conference2019」、2日目は霞が関・経済産業省で「DX寺子屋」、最終日は港区青山で「自治体DX推進会議」と…

ラファエル氏アカウント停止が契機に? 「ユーチューバーは稼げる」という幻想の終焉 

ラファエル氏のtwitterより 年明け、雑誌編集者のN氏から「お知り合いにユーチューバーはいませんか」という問合わせが入った。YouTubeについて筆者はほとんど素人なので、2009年からYouTubeに動画を投稿してきたという知り合いの映像クリエーターに聞くと、…

副業OKは当たり前となるか、ITエンジニアの共創・シェアリング時代

一本の魚を切り分けることから、1つのネタを別の角度から改めて書くことを、かつて(今でも?)メディア業界では「二枚おろし」「三枚下ろし」と言っていました。その二枚おろしバージョンです。 世界的にデジタルトランスフォーメーション(DX)やデータド…

ユーザー中心のサービスデザインとは Govtech Conference Japan 2019 パネルディスカッション

すでに旧聞に属する1月16日、東京・永田町で経済産業省が主催する〈Govtech Conference Japan 2019〉が開かれた。その要点は折を見てまとめるとして、本稿ではパネルディスカッションの1stセッション「ユーザー中心のサービスデザインとは」を再録する。 登…

IIJがクラウド型管理ツールを無償にする理由 「ねらいはIoTの裾野拡大」と言うが

年が明けて発表者と再会したのも何かの縁 1か月も経って「遅れ馳せながら」の記事を書くのは、年が明けた1月18日、同社MVNO事業部のプレス向け新年会に顔を出した。その会場で、12月14日の勉強会でレクチャーをした猪俣亮氏(ネットワーク本部IoT基盤開発…

地域・市民目線の共創教育 清瀬第三小学校サタデースクールに行ってきた

1月19日、筆者が自宅を出たときには明けの明星が輝いていた。話せば長い話になるので経緯は割愛するとして、目が不自由な高橋正視氏と江戸川橋駅(有楽町線)で落ち合ったのは7時半ごろ。有楽町線〜西武線で清瀬駅を降りると、清瀬第三小PTA会長・柿添信作…

「国は法定半分以下の1.24%」 AI/RPA時代に障害者雇用は維持できるか

改まらない消極姿勢は批判必至 今年6月1日現在の国の機関における障害者雇用率は1.24%で、法定2.5%の半分以下だったことが分かった。昨年6月の時点では1.17%だったから、0.05%の微増にとどまっている。また47都道府県は2.44%、1,724市区町村は2.38%で…

行政手続きから紙とハンコを撤廃できるか

福岡県志賀島で出土した純金製「漢委奴國王」印。紀元前から印章は対外的な本人確認の証拠であり、権威の象徴でもあった。 2017年12月の「基本方針」がスタートライン 12月19日、首相官邸が「デジタル時代の新たなIT政策の方向性について」と題した指針を発…

【現代ビジネス】外国人労働者を頼り、低賃金・低成長に陥った「IT下請け」の誤算 日本人がベトナムの労働者と競う時代

日本のIT「周回遅れ」の根源は何か? 安倍政権が、今臨時国会で出入国管理法(入管法)の改定案成立を急いでいる。 この改定案では、「相当程度の知識または経験」を有することが条件となる「特定技能1号」(在留期限は通算5年)と、「熟練した技能」が必要…

IT/ICT関連株式公開3月期企業の2018年9月中間期業績

各項目ともクリックすると「ICT産業調査室」サイトに飛びます。 2期連続比較篇 itresearch.hatenadiary.com 《製造系》75社 itresearch.hatenadiary.com 《データ通信/モバイル》11社 itresearch.hatenadiary.com 《販売系》75社 itresearch.hatenadiary.co…

【ICT産業調査室】出そろったICT関連株式公開3月期決算358社の2018年9月中間期業績 アウトライン篇

ICT関連の株式公開3月期企業358社の2018年9月中間決算が出そろった。358社の総売上高は54兆6,672億37百万円で前年同期増減率は2.9%増、本業の利益を示す営業利益は6兆0,862億24百万円で15.5%増、経常利益は6兆5,570億91百万円で31.6%増、純利益は5兆3,425…

【現代ビジネス】老いた巨人IBMは驚愕の「3・8兆巨額買収」でGAFAに勝てるか 買った会社の売上は「3000億円」

原題は《「IBM社が340億ドルでレッドハット社を買収」 衝撃のあとに考えたこと》 いちどはIT記者会Reportに掲載した記事ですが、現代ビジネスさんが拾ってくれました。 売上高の10倍以上で買った真意は… 10月28日、米国から衝撃的なニュースが飛び込んできた…

「いま再びのDOA」こそDXへの切り札かも スクエアfreeセミナーに行ってきた 

古くからの知己であるY氏から「スクエアfreeセミナー」の案内が送られてきた。東京・神田紺屋町のOPENスクエア(田中昭造社長)が月1ペースで開催している原則無料(ゲストにより有料のケースも)のセミナーだ。第96回の今回は「情報システムにセオリーはあ…

全国民唖然…経団連会長「初めてメール問題」で本当に心配なこと 「深すぎる断絶」の象徴かもしれない

ネタ元は読売新聞2018年10月24日付の囲み記事「解剖財界 復権へ中西流改革」のこの部分。当日のお昼前、編集部から「何か書けませんか」という打診があり、「こんな内容でよければ」「それでお願いします」の一発OK。25日昼に送った原稿が26日に掲載されると…

【現代ビジネス】経産省が目論むITエンジニア「年収倍増計画」は実現できるか 平均600万円→1200万円に?

「2025年の崖」が訪れたあと… 先月7日、経済産業省が次のような資料を発表した。 〈DXレポート~ITシステム《2025年の崖》の克服とDXの本格的な展開~〉 経産省が取り組む、伝票や書類による「20世紀型業務プロセス」をITで置き換える「デジタル・トランスフ…

【コラム】《2025年の崖》があぶり出すのは「適正な経営と投資」の問題

既存システムの棚卸しとデータの正規化 9月9日付で掲載した「経産省「DXレポート」のねらい 《2025年の崖》問題で受託型ITベンダーは再生できるか」で既報のように、経済産業省が「DXレポート~ITシステム《2025年の崖》の克服とDXの本格的な展開~」を発表…

【お知らせ】拙著「日本IT書紀」を縦書きブログ《八雲文庫》で公開していきます

「無駄に長い」ことで評判になった拙著「日本IT書紀」を刊行したのは2004年10月でした。紙の書籍は残20数セット。もともと発行部数が少ないので、なかなか目に触れることがないと思います。 刊行から15年となる2019年10月をめどに、全30巻を縦書きブログ《…

【コラム】経産省「DXレポート」のねらい 《2025年の崖》問題で受託型ITベンダーは再生できるか

9月7日午後3時から、経産省本館7階会議室でIT記者会向けブリーフィングが行われた 9月7日、経済産業省が「DXレポート~ITシステム《2025年の崖》の克服とDXの本格的な展開~」を発表した。今年5月から8月まで、計4回開催した「デジタルトランスフーメー…

【講演再録】サマータイムの基礎知識 国際大学GLOCOM客員研究員・楠正憲氏

情報法制研究所が9月2日に開いた「サマータイム導入におけるITインフラへの影響に関するシンポジウム」の基調講演、2番手で登壇した国際大学GLOCOM客員研究員・楠正憲氏の「サマータイムの基礎知識」を再録する。1948年から52年まで実施された「日本の…

【講演再録】サマータイムに関する現状の認識整理 立命館大学情報理工学部教授・上原啓太郎氏

猛暑・酷暑がひと段落した9月2日(日曜日)、一般財団法人情報法制研究所(鈴木正朝理事長、略称=JILIS)主催で「サマータイム導入におけるITインフラへの影響に関するシンポジウム」が開かれた。鈴木理事長によると、にわか仕立てのシンポジウムにもか…

理数系人材をIT領域に誘導するには何が必要か 経産・文科省が8日に第1回意見交換会

経済産業省と文部科学省が理数系人材を先端IT分野の研究開発に誘導する方策を検討する。8月8日に第1会会合が開かれる「理数系人材の産業界での活躍に向けた意見交換会」を通じて、教育機関における理数系教育の実情や産業界が希望する人材像とのギャップ、産…

東京・清瀬第3小サマースクールに見る「小学校でのプログラミング教育」とは

「小学生でプログラミング教育」の必須化まで2年を切った7月26日、東京・清瀬市の市立第3小学校(大谷憲司校長)で「小学生のためのプログラミング教室」が行われた。「教えるのはプログラム言語でなくプログラミング的思考」と言われるが、教育用の小道…

平成30年度「こども霞が関見学デー」について:文部科学省

「こども霞が関見学デー」は、文部科学省をはじめとした府省庁等が連携して、業務説明や省内見学などを行うことにより、親子の触れ合いを深め、子供たちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会とするとともに、府省庁等の施策に対する理解を深めてもらうこ…

3月期決算の株式公開IT/ICT関連企業 有価証券報告書から探る受託系サービス業の平均年齢、平均年収

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「COG2018に向けて」に行ってきた 「官」と「民」をつなぐ「パブリック」の考え方(2)

6月17日(日)の「COG2018に向けて」では、2017年度の受賞チームのプレゼンテーションが行われた。京都市、宇部市、仙台市、会津若松市の4チームで、うち仙台市はSkypeでのリモート参加だった。市民の「困っている」を行政がすくいあげ、地域のオープンデー…

「COG2018に向けて」に行ってきた 「官」と「民」をつなぐ「パブリック」の考え方(1)

6月17日(日)午後1時半から東京・本郷の東京大学で開かれたチャレンジ!!オープンガバメント(COG、運営コーディネーター:奥村裕一・東京大学公共政策大学院客員教授)の「COG2018に向けて」に行ってきた。市民と行政が協働する市民参加型社会の形成を目…

経産省、産業のDX加速に向けレガシー度の見える化と準備金制度など検討へ

経済産業省のIT政策は、昨年6月の組織再編を契機に、第4次産業革命に向けて舵を切ったと言われる。IoT投資税制や特区型サンドボックス制度(自動運転やドローンなどの実用化実験について特定地区で規制を緩和する制度)などがスタートしているが、産業のデ…

進化するデジタルトランスフォーメーション 先見性をもって時代を生き抜くIT人財の認定資格:日本イノベーション融合学会

日本イノベーション融合学会*ITBT(TM)検定/株式会社ネクストエデュケーションシンク 会長:有賀貞一氏のコメントです(facebookから) 各種ITのバズワードが飛びかうこの頃。そんなもの、と無視しているのもよいが、多少は「何者」かは知っていないとね。…