特サビ動態統計・平成25年10月分(確報) 前年同月比3.3%増加
経済産業省は、特定サービス産業動態統計の平成25年10月分確報を発表した。調査対象は2650事業所(社)。
それによると、全体の売上高は6,813億66百万円で、前年同月比は+3.3%と3か月連続の増加となった。また1社当り売上高は2億5,712万円で、前年同期比は+3.7%だった。
業務種類別にみると、全体の約7割を占める「ソフトウェア」は4,696億36百万円で前年同月比は+4.0%だった。このうち「受注ソフトウェア」は3,745億18百万円で前年同月比は−0.2%、「ソフトウェアプロダクト」は951億18百万円で前年同月比は+24.3%だった。「受注ソフトウェア」の前年同月比がマイナスとなったのは「システムインテグレーション」が−0.6%となったこと、「ソフトウェアプロダクト」が大幅増となったのは「ゲームソフトウェア」の+54.5%が牽引している。このほか「計算事務等情報処理」は+1.3%、「システム等管理運営受託」は+2.2%、「データベースサービス」は+0.4%、「その他」は+2.5%、「各種調査」はー1.3%だった。
就業者は常用従業者(A)が33万1,722人でー0.5%、「他の企業からの派遣受入れ従業者」(B)は+0.2%の4万0,358人だった。常用従業者のうち「他の企業への派遣従業者」(C)はー3.5%の1万2,407人なので、A+BーCはー0.3%の35万9,673人となる(「他の企業への派遣従業者」「他の企業からの派遣受入れ従業者」は延べ人日数を20日で除した)。1社当り就業者数は+0.1%の135.7人だった。