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日本IBM とIIJが協業し、地域金融機関向けに「分散基盤共同プラットフォーム」を提供開始

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)と、株式会社インターネットイニシア
ティブ(IIJ)は金融機関のシステム次世代化に向けた戦略的パートナーシップを
締結し、日本IBMは本日より、地域金融機関向けに「分散基盤共同プラットフォー
ム」を提供開始します。

 分散基盤共同プラットフォームは、金融機関に求められる品質やミッションクリ
ティカルな要件を担保しながら、金融機関ごとの多様なニーズに対応する柔軟性
と拡張性、さらにコスト競争力を備えたサービスを提供します。
 地域金融機関のお客様は、IIJのインターネットバックボーンと同等の品質と可用
性を持つ「プライベートネットワーク・バックボーン」を通じて、堅牢性の高い
最新のデータセンターで運用される分散系システムのリソースを利用することが
できます。

 このプライベートネットワーク・バックボーンは、分散基盤共同プラットフォー
ムだけでなく、「メインフレーム共同プラットフォーム」や、IBM CloudやIIJ GIO
をはじめ主要なクラウドサービスを提供する「デジタルサービス・プラットフォー
ム」など、「金融ハイブリッドクラウド・プラットフォーム」の他サービス基盤
同士を安全かつ快適に接続するとともに、今後利用の進展が見込まれるセキュリ
ティやOA系サービスへのアクセスも提供します。

 共同システムを利用する金融機関の様々なネットワーク要件を、この「プライベー
トネットワーク・バックボーン」上に論理的に実現することで、ネットワークの
構築・運用業務において共同化の枠組みを超えた効率化を可能にし、大幅なコス
ト削減を実現します。


詳細は以下プレスリリースをご覧ください。
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2024/1001.html

 

 IIJのバックボーンやプライベートバックボーンサービスについては

https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/28305