わが国におけるサーバ・ワークステーションの出荷実績

平成26年度(平成26年4月〜平成27年3月) わが国におけるサーバ・ワークステーションの出荷実績
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 需要の中心であるIAサ−バは、台数は減少も、金額では前年を上回り、サ−バ全体の需要を牽引した。UNIXサ−バは前年を下回ったが、ワ−クステ−ションは前年を上回った。メインフレ−ムは、前年を下回った。


◆平成27年度以降の見通しについて 
 国内経済は、企業投資、個人消費から見た実体経済では十分な回復とはいえないものの、円安の定着による輸出増、大企業での賃金アップ、株価上昇、インバウンド増大による需要喚起等に加え、オリンピック対応を含む公共投資増等により、明るい兆しも見えてきている。IT分野においては、IoT(Internet of Things)の活用が進み、社会インフラの整備、セキュリティ対応強化等で幅広い需要が期待できることに加え、お客様企業においては、クラウド化や仮想化での満足度が高まり、更なる浸透が見込まれる。
 サーバにおいては、台数面では、仮想化システムやサーバ統合が進むことによる抑制の要素はあるが、安心・安全な社会の実現に向けて、幅広い業務におけるITシステムが増大することにより規模増も見込まれる。性能向上によるハードウェアの低価格化が進む一方で、高性能サーバの需要の高まりで金額増も見込まれる。
このような市場環境において、下記の分野・領域においてサ−バ需要の拡大が見込まれる。
プライベートクラウドパブリッククラウドの構築・強化により、データセンターの構築・増強や新たに発生するサ−ビスに対応するためのサ−バ導入
● 非定型のビックデ−タの高速処理、IoTの浸透、複合的な統合セキュリティ等の新たな市場変化への対応
● システム運用効率化のためのサ−バ統合・仮想化に加え、システム全体の統合を踏まえた導入
● WindowsServer2003サポート終了に伴う移行・切替
● 大容量メモリの搭載、多重ネットワークの構築を実現する高性能サーバの導入
● WindowsServer2003サポート終了(本年7月)に伴う移行・切替

 IAサ−バは、幅広い用途で今後も需要の中心となることが見込まれる。UNIXサ−バは、企業の基幹システムを担う需要はあるが、IAサ−バへの需要分散等もあり、減少が予想される。メインフレームは、高度の信頼性を要求される社会インフラシステムの中核で、今後も一定の需要が見込まれる