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IPAが「情報セキュリティ白書2024」を公開

 IPA独立行政法人情報処理推進機構、理事長:齊藤裕)は、2008年から毎年発行している「情報セキュリティ白書」の最新刊「情報セキュリティ白書2024 ~変革の波にひそむ脅威:リスクを見直し対策を~」を発行しました。

 本書は国内外のサイバー攻撃の傾向および手口と対策、政策の動向などのセキュリティ事情を網羅的にまとめつつ、その年ならではの象徴的な脅威およびトピックを取り上げています。 

 2023年の概況として、ランサムウェア感染によるシステム、サービスの停止に端を発した広範な事業への影響、クラウドの設定ミスを原因にした長期にわたる情報漏えいの発覚、内部不正による大規模な情報持ち出しなどがありました。

 政策面では、「政府機関等のサイバーセキュリティ対策のための統一基準群」の全面改訂、NIST(米国国立標準技術研究所)による「サイバーセキュリティフレームワーク」の10年ぶりの改訂等があり、本書ではこれらを網羅的に解説しています。

 また2023年は、生成AIを用いて作成された偽・誤情報がSNS等を通じて流布され、深刻な影響が国内でも複数確認、指摘されました。本書では、注目のトピックとして、昨年に引き続き「虚偽を含む情報拡散の脅威と対策の動向」と「AIのセキュリティ」について取り上げました。

 本白書のPDF版は、「情報セキュリティ白書2024」のウェブページからアンケートに回答いただくことでダウンロードすることができます。
 URL: https://www.ipa.go.jp/publish/wp-security/2024.html

また、IPAでは本書の印刷書籍版も販売しています。価格や購入方法は以下のとおりです。

■印刷書籍版
発行:独立行政法人情報処理推進機構IPA
2024年7月30日発行
ISBN 978-4-905318-80-4
ソフトカバー/A4判 264ページ(前年比8ページ増)
定価:2,200円(本体価格2,000 円+税10%)

購入方法
Amazonhttps://www.amazon.co.jp/dp/4905318807
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全国官報販売協同組合https://www.gov-book.or.jp/