IT記者会Report

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2015-02-25から1日間の記事一覧

(続)絶句、青淵、あまりにも偉大な 津本陽「小説 渋沢栄一」を読んで(2)

兜町から 明治六年5月、渋沢栄一はいわゆる「在野の人」になった。大蔵省最後のひと仕事は銀行業務を監督する人材皆無の大蔵省に、横浜東洋銀行書記のイギリス人、アレクサンダー・アーレン・シャンドを紙幣頭付属書記官として3年契約で雇用することだった。…