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アドソル日進とマップボックス・ジャパンがパートナー契約を締結

アドソル日進株式会社(以下、 アドソル日進)と、 ワシントン発のユニコーン企業Mapbox Inc.とソフトバンク株式会社が共同出資するマップボックス・ジャパン合同会社(以下、 マップボックス社)は、 地図によるDXを推進し、 市場拡大を図る目的でパートナー契約を締結しました。
2022年7月より、 アドソル日進Value Added Resellerとしてマップボックス社のSaaS型地図開発プラットフォーム「Mapbox」を活用し、 地図情報サービスの開発受託業務を行います。 アドソル日進が強みを持つ製造業界やエネルギー業界を足掛かりに幅広い業界へ展開し、 3年後に100社への導入を目指すとともに、 業界特有のソリューションパッケージなどの共同開発も行う計画です。
 


地図情報サービスは、 様々なデータを地図と紐づけてビジュアライズすることで、 空間的・多層的に情報を整理し利活用するサービスです。 視覚的に情報の共有や分析がしやすいことから、 居住地・行動エリアなど地理的情報等に基づくマーケティング、 道路交通情報分析、 ハザードマップの作成や設備管理などに活用されてきました。 

近年、 DXの普及でデータを取得する企業が増え、 同時に情報量の増加でその取り扱いが困難になっていることから、 地図によるDXの潜在需要が様々な業界で拡大しています。

こうした需要に対応するには、 地図情報サービスの新たな用途開発や、 導入コストの低減が必要になります。 そこで、 本パートナーシップに基づき、 AIやクラウド、 IoTなど最新技術を活用したデータ収集・利活用モデルの設計が可能で地図情報サービスの開発経験が豊富なアドソル日進が、 導入のしやすさや拡張性の高さ、 豊かな表現力を特徴とするMapboxを用いることで、 地図情報サービスの用途を開拓し、 ユーザー各社の地図によるDXの推進、 ひいては市場拡大を目指します。

<参考情報>

パートナー契約で推進する 地図によるDX の事例
下図のようなシナジーを活かし、 多くのエンドユーザーを抱える製造業界やエネルギー業界に対して、 工場内の動線の可視化や最適なラストワンマイル配送、 送電網の可視化や発電所内の危険箇所マッピングなどを提案し、 企業競争力の強化、 意思決定の迅速化に貢献していく計画です。

 


Mapbox について
Mapboxは使う人のニーズに合わせた地図を制作することができるプラットフォームを提供しています。 以下の特長から、 ヤフー株式会社の「Yahoo! MAP」や株式会社SUBARUの「SUBAROAD」のほか、 国内外で多くの企業に採用されています。

 

1.導入のしやすさ
使い始めるにあたり特別なソフトウェアやサーバーの導入は不要。 地図 制作に特化したコーディングスキルを持つエンジニアがいなくても、 登録したその日からMapboxのローコードツールと高精度な株式会社ゼンリンの地図を活用し、 希望の地図作りを開始することが可能です。

 

 


2.拡張性の高さ
デザインの自由度を高める数々の機能に加え、 地図をスマートウォッチや組込み製品といったデバイスを跨いで利用する、 地図上に広告を配信し地図コンテンツを収益化する等々、 ビジネスにおける高い拡張性を有しています。 また、 利用した分だけ課金される従量課金制を導入しており、 トライアルから大規模開発まで、 無駄なコストを省きつつ利用することが可能です。

3.UI/UXを最大化する豊かな表現力
作成した地図に自社が保有するデータを重ね合わせる、 3D地図上で 自由に視点を変える、 刻々と変わるデータを地図上に描画しアニメーション化する、 など多彩な表現を実現できます。 例えば、 気象情報などの巨大なデータをリアルタイムで描画するといった高度なデータ処理能力を有しているため、 その表現力は滑らかかつ高精細。 エンドユーザーのUI、 UX最大化に貢献します。

地図情報サービスについて
地図上でのルート検索や店舗検索のほか、 ゲームや天気予報といった生活者向けアプリ、 カーナビ、 メディアのニュース解説画像など幅広い場面で活用されています。 また、 物流業界のルート効率化、 不動産業界や流通業界におけるエリアマーケティングをはじめ、 官公庁や農業など様々な業界で業務改善やマーケティング、 データの可視化共有などを目的に使われています。

アドソル日進株式会社について
1976年の創業以来、 東京・大阪・福岡・仙台・米国サンノゼを拠点に、 エネルギー(電力・ガス)、 道路、 鉄道、 航空、 宇宙、 防災、 情報通信、 決済などの社会インフラ・システムと、 次世代自動車、 医療機器、 産業機器などのIoT製品向けに、 大規模基幹システム、 クラウド、 AI、 サイバー・セキュリティ、 無線通信、 組み込みOSなどの先進的なIoTソリューションを提供する、 ICTエンジニアリング企業です。
デジタル・データへの利活用や、 AIをはじめとした最新テクノロジーの活用と研究開発(国立研究機関や各大学)、 国内外企業とのアライアンス・共創を通じて、 1,000人以上のアドソル・グループ社員とともにDXイノベーションの実現に向け取り組んでいます。
詳しくは、 HPをご覧ください。   https://www.adniss.jp/

マップボックス・ジャパン合同会社について
マップボックス・ジャパン合同会社は、 2020年に設立された、 米国Mapbox Inc.とソフトバンク株式会社の合弁会社です。 地図情報サービスの開発プラットフォームにおけるリーディングカンパニーであり、 ユーザー企業や代理店企業との共創により、 地図を活用した新たな生活体験や業務改善ソリューションを生み出すことで、 社会と暮らしの進化を支えています。
当社が提供している地図開発プラットフォーム「Mapbox」は、 データビジュアライズの美しさやカスタマイズ性の高さ、 そして、 セキュリティとコンプライアンスを理由に世界で350万人以上の開発者が使用し、 毎月6億人のユーザーが作成された地図を利用しています。 Adobe、 CNN、 IBMThe New York Times、 The Weather Channel、 GMMicrosoft Power BI、 Mastercardなど多様な業種で使われており、 国内でもYahoo! MAPやSUBAROADのほか多くの企業で採用されています。
詳しくは、 HPをご覧ください。 https://www.mapbox.jp/

会社概要
アドソル日進株式会社
本社:東京都港区港南4丁目1番8号 リバージュ品川
設立:1976年3月13日
代表者:代表者:上田 富三(代表取締役会長 兼 CEO)
事業内容:社会インフラ・先進インダストリー向けICTシステム開発、 及びDX・IoTソリューションの提供
証券コード:3837(東京証券取引所プライム市場)
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
アドソル日進株式会社 ソリューション事業本部 営業部
E-mail : sol-sales@adniss.jp  TEL : 03-5796-3139

  ■マップボックス・ジャパン合同会社
本社:東京都港区虎ノ門1-10-5-11F
設立:2020年3月10日
代表者:高田 徹(最高経営責任者CEO)
事業内容:1. Mapbox Inc.の製品・サービスの日本顧客への再販事業
2. Mapboxの製品をカスタマイズ及び機能拡張した地図関連のプラットフォーム事業
出資者:Mapbox Inc.
ソフトバンク株式会社