IT記者会Report

オリジナルな記事や送られてきたニュースリリース、セミナーのプレゼン資料など

メタップスが経営者と情報システム部門の「自社IT」への意識を調査 経営者の7割超は「理解できている」だが (2)

■情シスからの「自社IT」に関する提案を理解できていると思う経営者は70.6%、情シスは50.6%という結果に
「Q3.あなたは経営者として/自社の経営者が、自社の情シスからの「自社IT」(セキュリティ強化やSaaS導入の必要性など)に関する提案を十分に理解できていると思いますか。」と質問したところ、経営者(n=303)は「かなりそう思う」が22.7%、「ややそう思う」が47.9%、一方で情シス(n=316)は「かなりそう思う」が8.2%、「ややそう思う」が42.4%という回答となりました。

<経営者(n=303)>
・かなりそう思う:22.7%
・ややそう思う:47.9%
・あまりそう思わない:22.8%
・全くそう思わない:2.0%
・答えられない/提案されたことはない:4.6%

<情シス(n=316)>
・かなりそう思う:8.2%
・ややそう思う:42.4%
・あまりそう思わない:23.4%
・全くそう思わない:8.9%
・答えられない/提案したことはない:17.1%


■情シスからの「自社IT」に関する提案を理解できていると思う理由「普段から情シスとコミュニケーションを取っているため」が最多、一方で、情シスが経営者に「自社IT」の提案を理解してもらえないと感じる理由「提案する場がない」が最多
<経営者(n=214)>
Q3で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q4.経営者として、自社の情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていると思う理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「普段から情シスと積極的にコミュニケーションを取っているから」が57.9%、「自社ITについて、理解できている自負があるから」が30.4%という回答となりました。

・普段から情シスと積極的にコミュニケーションを取っているから:57.9%
・自社ITについて、理解できている自負があるから:30.4%
・自社ITについては、基本的に情シスに任せているから:20.1%
・自分自身ITに関する専門的な知識を持っているから:19.6%
・情シスから不満の声を聞いたことがないから:13.6%
・その他:4.7%
・わからない/答えられない:1.4%

<情シス(n=102)>
Q3で「全くそう思わない」「あまりそう思わない」と回答した方に、「Q4.経営者が情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていないと思う理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「自社ITに関する説明・提案をする場がないから」が26.5%、「情シスに対するコミュニケーションが少ないから」が23.5%という回答となりました。

・自社ITに関する説明・提案をする場がないから:26.5%
・情シスに対するコミュニケーションが少ないから:23.5%
・経営者がIT知識を持っておらず、理解してもらえないから:11.8%
・予算をおろしてくれないから:11.8%
・経営者が自社ITに関して、興味を持っていないから:8.8%
・その他:7.8%
・わからない/答えられない:23.5%


■他にも経営者から「リテラシー向上の研修制度を導入しているため」などの理由で、理解できているという意見がある一方、情シスからは「流行りに乗るだけで本質が理解できていない」や「将来の保守効率を考えた開発ができない」などの痛烈な意見
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、経営者・役員として、自社の情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていると思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「リテラシー向上の研修制度を導入しているため」や「理解できるように説明してくれるから」などの回答を得ることができました。
<経営者:自由回答・一部抜粋(n=211)>
・37歳:リテラシー向上の研修制度を導入しているため。
・61歳:理解できるように説明してくれるから。
・43歳:調べるようにしているから。
・43歳:常に提案に対応している。
・63歳:自分自身がIT部門や IT関連業務経験がある。
・62歳:都度、疑問点などはクリアにしている。
・61歳:自分が中心に構築したものであるし、経営者としての考えをもとにシステムを検討したから。


Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、経営者が情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていないと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「流行りに乗るだけで本質が理解できていない」や「将来の保守効率を考えた開発ができない」などの回答を得ることができました。
<情シス:自由回答・一部抜粋(n=78)>
・50歳:流行りに乗るだけで本質が理解できていない。
・56歳:予算内で納める事が最重要とされ、将来の保守効率を考えた開発ができない。
・49歳:リテラシーが低い。
・58歳:ネットの情報やネット広告を鵜呑みにしている事、飛び込み営業にも弱い。
・37歳:あまり話す機会が多いとは感じない。


経営者と情シスが自社ITで一致した意見とは?
気になるレポートの続き・詳細はこちら:
https://contents.metapscloud.com/whitepaper_003


■調査概要
調査概要:経営者と情シスの意識比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年5月13日〜同年5月16日
有効回答:情報システム部門を有する中小企業(従業員数50名〜500名未満)の経営者・役員303名、情報システム担当者316名

SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」で、情報システム部門の効率化
「メタップスクラウド」は、増え続けるSaaSの複数導入を背景に生まれた、社内のSaaS利用状況やコストなどの把握を可能にする「SaaS管理」とセキュリティリスクを抑える「ID管理(IDaaS)」の2つの機能を備えたSaaS一元管理ツールです。
サービスサイト:https://www.metapscloud.com/

■会社概要
会社名   : 株式会社メタップス (英文名 Metaps Inc.)
設立    : 2007年9月3日
代表取締役 : 山崎 祐一郎
所在地   : 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
資本金   : 11,238百万円(資本余剰金を含む)※2021年12月末
事業内容  : ファイナンス事業、マーケティング事業、DX支援事業
ウェブサイト: https://metaps.com/