米IBMが分社化発表、クラウド事業に注力へ 創業109年目の大転換

f:id:itkisyakai:20201009142235p:plain

jp.reuters.com

 

[8日 ロイター] - 米IBM<IBM.N>は8日、従来事業からの多角化を図り、利益率の高いクラウド事業に注力する取り組みとして、2社に分割することを発表した。

データセンターの技術サポートなどアウトソーシングサービスを提供するITインフラサービス部門を2021年末までに別会社として分離し、上場させる計画だという。

今回の分社化を市場は好感しており、序盤の取引でIBM株は7%超上昇した。

クリシュナ最高経営責任者(CEO)は今回の決定について、創業109年となる同社のビジネスモデルにとって「大きな転換」になると述べた。

IBMは近年、ソフトウエア販売の減速やメインフレーム・サーバーの季節需要の穴埋めに取り組んできた。今後は、ハイブリッド・クラウド人工知能(AI)ソリューションに経営資源を集中させる方針で、これら事業が売上高の半分以上を占めることになるとの見通しを示した。

4月にロメッティ氏の後任としてCEOに就任したクリシュナ氏は、ソフトウエア事業とソリューション事業のポートフォリオが分社後の収入の大半を占めると述べた。

また、第3・四半期の売上高は176億ドル、1株当たり利益は2.58ドルと予想し、予想とほぼ一致した。