ネット処理は手続きの13%、件数の約6割
内閣官房IT総合戦略室と総務省が「行政手続等の棚卸結果」を公表したのは今年3月末だった。ひと月半以上前のことなので、我ながら「遅まきながら」の感は否めない。また、調査統計の紹介が本稿の半分以上を占めるので数字が羅列され、「読む記事」としては面白くない。
で、資料によると昨年8月末現在で23府省が所管する行政手続きは4万6,385種類、1年間に行われた手続きの総数は約48.3億件だった。そのうち法令でオンライン処理可とされている手続きは5,944種類(12.8%)で、28億件(58.0%)がオンラインで処理されたという(電子政府システムはインターネットの利用を前提にしているので、「オンライン」の用語がそぐわない。そこで本稿では以下「ネット」と表記する)。
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