組込みシステムにおける調査研究、普及啓発等を行う一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)は、組込みシステム分野における技術教育・人材育成をテーマに、ETソフトウェアデザインロボットコンテスト(愛称:ETロボコン)を実施しています。今年も組込みエンジニアの日本一を目指すチャンピオンシップ大会を11月15日(水)~16日(木)、ET2017(於:パシフィコ横浜)併催で開催します。
それに先立ち、9月2日(土)~3日(日)の東京地区大会を皮切りに全国12の会場で地区大会が開催され、高校・高専・大学生から社会人エンジニアまで、参加総数321チームがソフトウェア設計内容と自律型ロボットによる走行競技で競い合い、チャンピオンシップ大会選抜を目指します。各地区大会は入場無料で自由に来場・見学いただけますので、熱戦をご覧にぜひ足をお運びください。
ETロボコン2017地区大会スケジュール(日程順)
○東京地区大会 9/2(土)~3(日) 早稲田大学
○南関東地区大会 9/16(土)~17(日) 神奈川工科大学
○東海地区大会 9/16(土)~17(日) 愛知工業大学
(16日:八草キャンパス,17日:自由ケ丘キャンパス)
○北海道地区大会 9/17(日) 公立はこだて未来大学
○北陸地区大会 9/17(日) 金沢工業大学 扇が丘キャンパス
○関西地区大会 9/17(日) 京都コンピュータ学院 京都駅前校
○中四国大会 9/17(日) 福山大学
○東北地区大会 9/18(月祝) 岩手県民情報交流センター(アイーナ)
○九州北地区大会 9/24(日) 九州産業大学
○九州南地区大会 9/30(土) 都城コアカレッジ
○沖縄地区大会 9/30(土) 沖縄産業支援センター
○北関東地区大会 10月1日(日) アオーレ長岡
http://www.etrobo.jp/2017/taikai/chiku.php
■デベロッパー部門
走行体(ロボット、ハードウェア)はワンメイク(市販キットを使った規定のもの)、バッテリーも同じものを使い、ソフトウェアの違いだけによる競技です。指定されたコース、課題を、走行体が速く正確に走行するシステムを開発します。開発にあたっては、UML等で記述されたシステムの分析・設計モデルを提出します。この分析・設計モデルの内容審査と、走行競技結果が総合評価されます。
プライマリークラスとアドバンストクラスがあります。
【デベロッパー部門 アドバンストクラス】
プライマリークラスの経験者および応用学習者向け。技術を応用できるスキルを磨く機会を提供します。競技、コースの難易度が高いクラスです。競技の仕様変更にも対応します。
2部門3クラスあります。参加チームはいずれかのクラスに参加します。
【デベロッパー部門 プライマリークラス】
入門者、初級者向け。技術の基礎を学びチャレンジする機会を提供します。競技、コースの難易度が低いクラスです。
一度プライマリークラスに参加したら、翌年以降は、アドバンストクラスまたはガレッジニア部門にチャレンジして下さい。
【デベロッパー部門 アドバンストクラス】
プライマリークラスの経験者および応用学習者向け。技術を応用できるスキルを磨く機会を提供します。競技、コースの難易度が高いクラスです。競技の仕様変更にも対応します。
【1】 競技内容、審査項目等については、別途実行委員会から呈示される競技規約、審査基準をご参照ください。
【2】 参加に必要な機材(走行体、開発用コンピュータ 等)およびモデリング用ソフトウェア等は、参加チームにて準備してください。競技会本番時の走行体バッテリー(乾電池)は運営事務局より配布します。
【3】 モデル審査と競技の両方への参加が必須です。競技規約、審査基準にあるものを満たしてください。競技のみ、または、モデル審査のみの参加はできません。
■ガレッジニア部門
「新しいものを生み出すことの出来る次世代の技術者育成」を目指したチャレンジ機会を提供します。テクノロジーをベースに「新しい」「わくわくする」ものを作り、発表してください。審査項目は、発表内容、それを実現するための技術です。
競技内容、審査項目等については、別途実行委員会から呈示される競技規約、審査基準をご参照ください。