IT記者会Report

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ウェアラブルEXPO 2016に行ってきた(1)

こちらも熱い、次の時代へ一歩ずつ!

 熱いのはコンシューマ・エレクトロニクスのラスベガスや、モーター・ショーのデトロイトだけではない。新年早々、東京、有明の巨大展示会も大盛況だった。その中で、「ウェアラブルEXPO 2016」の雰囲気を、ちょっとだけビジュアルにお伝えしたい。

 昨年より出展数が増えた気がする。各種のセンサーや表示系を内蔵した端末は、眼鏡型(スマートグラス)、リストバンド型、そしてインナー型が出そろい、沢山の関連企業が参入して覇を競っていた。
 要するに情報の出入り口はいかようにでも作れるし、また投入可能な技術素材も沢山あるから、あとはしっかりアプリケーションなり、ビジネスモデルなりを提案してくれ、という感じに受け取れた。発想貧困、固定発想では手も足も出ない領域だ。
 スマートグラスは民生用はともかく、物流・流通・製造・建設・農業などの作業現場を対象に、産業用には色々用途が開けそうだ。リストバンド型とインナー型は健康・医療産業で立ち上がる気配が感じられた。
 とにもかくにも、情報の出入り口が広がることは、楽しい時代が来ることを予感させる。