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ドローンの通信の安全性を強化する技術を開発

量子鍵配送ネットワークからドローンに暗号鍵を供給し、安全な飛行制御通信を実現

http://itkisyakai.com/detail.php?id=196&pid=
2015年09月28日 国立研究開発法人情報通信研究機構
 国立研究開発法人情報通信研究機構NICT、理事長: 坂内正夫)は、株式会社プロドローン(プロドローン、代表取締役: 河野 雅一)及び株式会社サンエストレーディング(サンエストレーディング、代表取締役: 坂野 良行)と共同で、ドローンの飛行制御通信の安全性を強化する技術を開発しました。真性乱数を共通の暗号鍵としてドローンと地上局間で安全に共有し、制御通信をパケットごとに暗号化することで、制御の乗っ取りや情報漏えいを完全に防御します。さらに、複数の暗号鍵をドローンに搭載し、対となる暗号鍵を複数の地上局に量子鍵配送ネットワークで配送することにより、複数の地上局間で安全に飛行制御を引き継ぎながら、ドローンを広域で飛行誘導するセキュア制御通信技術を開発し、その実証実験に成功しました。
 上記技術の商品化については、乱数生成器を地上局に導入し、ユーザ・機器認証を経て暗号鍵をドローンに供給し、地上局間では手渡しで鍵配送を行う飛行誘導システムを2年後に予定しています。
 本成果は、9月28日(月)に一橋講堂にて開催される第4回 量子暗号・量子通信国際会議(UQCC 2015)にて発表します。

実験の概要に関する動画
https://youtu.be/KqOW6hqF9qU

※本研究開発の一部は、総合科学技術会議イノベーション会議により制度設計された革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の支援を受けています。