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アシストがCMSパッケージで新会社

クラウド型サービスに参入も



 ソフトウェア・パッケージ販売大手のアシスト(大塚辰男社長、東京・九段北)は12月10日、CMS(Contents Management System)パッケージ「NOREN」を扱っているNOREN事業部を分社化し、来年1月24日付で「株式会社のれん」を設立すると発表した。「ビジネス領域でのインターネット利用ニーズがますます高度化しており、それに対応するため、ノウハウや技術の蓄積が必要と判断した」(大塚社長)という。アシスト本舗によるホールディングカンパニー制に移行して以後、子会社を設立するのは2013年1月のアシスト北海道(札幌市、資本金3,000万円、代表取締役ビル・トッテン氏)に次いで2社目となる。
 NORENは韓国のI−ON(アイオン)コミュニケーションズ社(オ・ヂョチョル社長)が開発したCMSパッケージで、Content Server、Deploy Server、 e.Form Server、Station結シリーズなどで構成されている。日本国内では2002年10月からアシストが独占販売しており、これまでに約500ライセンスの販売実績がある。これを背景に2006年、両者はソフト業界では異例の20年契約を結んでいる。
 新会社の資本金は3,000万円で、全額をアシストが出資、社長には同社取締役の勝田誠氏が就任する。3年後の2016年に売上高10億円、CMS関連ソフト市場のトップシェアを目指す。勝田氏は「パートナー特定ライセンスで中規模サイト向け戦略を強化するほか、クラウド型サービスなどで小規模ユーザーの裾野を広げる」としている。クラウド型サービスについて同氏は、アマゾンジャパンなど複数のインターネットサービスベンダーとの協業を検討していることも明らかにした。
 また同社は、新会社が発足する来年1月24日に、午後1時から東京・丸の内のステーションコンファレンス東京(http://www.tstc.jp/tokyo/access.html)で「NORENフォーラム2014」(参加費無料;事前登録制)を開催すると発表した。「NORENとe.Formの今を語る」と題し、NORENの新バージョン「NOREN6」の機能と既存ユーザーやパートナーの事例を紹介するという。