IT記者会Report

オリジナルな記事や送られてきたニュースリリース、セミナーのプレゼン資料など

視察レポート

ウェアラブルEXPO 2016に行ってきた(2)

リストバンド型は製品レベル・サービスレベルへ ウェアラブル、リストバンド型はもう製品レベル、あるいはそれを使ったサービス提供レベルだ。

東日本大震災5回目の秋(10月26〜28日) 放射能汚染地帯を行く⑨

避難指定解除の先にあるもの のどかな里山風景の中に、突然、「放射能焼却場建設反対」の文字が現れる 「東日本大震災5回目の秋〜6国と放射能汚染地帯を行く〜」第9回は、10月28日、福島市から川内村までの見聞録。のどかな里山風景の中に突然現れた「放…

東日本大震災5回目の秋(10月26〜28日) 放射能汚染地帯を行く⑧

さぞかしご先祖さまが悲しむだろう 幼稚園と小学校の目の前、かつては豊かな実りを約束していた田んぼに放射能汚染土を詰めたフレコンパックの山ができていた 「東日本大震災5回目の秋〜6国と放射能汚染地帯を行く〜」レポートの第8回目は飯舘村。フクイ…

東日本大震災5回目の秋 放射能汚染地帯を行く(7)

復興道路とソフトプレッソ 「東日本大震災5回目の秋〜6国と放射能汚染地帯を行く〜」レポートの第7回目は、10月27日の朝、相馬市の宿を出発して飯舘村役場へ向かう国道115号線と県道31号線での目撃談。そんな細かなことより、早く飯舘村のこと、現地を案…

東日本大震災5回目の秋(6)放射能汚染地帯を行く

南相馬市で満田正氏と会う そうした疑問は、南相馬市で継続して放射線量を計測している満田正氏の話を聞いてかなり解決した。DC-100は簡易な空間線量計測装置としてはよくできているが、その数値を論文や証明などのエビデンスとして使うほど厳密ではない、と…

東日本大震災5回目の秋(5)放射能汚染地帯を行く

携行した空間放射線量計測器 「東日本大震災5回目の秋〜6国と放射能汚染地帯を行く〜」ツアー見たまま・聞いたままレポートの第3回目。今回は空間放射線量計測器を携行し、行く先々で放射線量を測ってみた。地表面から1m高の空間を測ることになっている…

東日本大震災5回目の秋(4)放射能汚染地帯を行く

6号線の帰宅困難地区(広野町〜浪江町) 6国北上行では時間の関係で広野町役場をキャンセルし、Jビレッジと楢葉町役場に立ち寄った。そのあとは車の流れに従って富岡、大熊、双葉、浪江の4町を通過することになる。広野町から浪江町までがフクイチ事故の…

東日本大震災5回目の秋(3)放射能汚染地帯を行く

着々と防潮堤の工事(いわき市四倉) 「東日本大震災5回目の秋〜6国と放射能汚染地帯を行く〜」ツアー見たまま・聞いたままレポートの第3回目は、いきなり今回のメイン企画に突入する。昨年9月15日に全線が開通した国道6号線を、車中で放射線量を測りな…

東日本大震災5回目の秋(2)放射能汚染地帯を行く

陸前高田市のミニバージョン(いわき市薄磯) いわき市平豊間の続き。同行した岸田孝一氏が「試しに測ってみよう」と、放射線量計測器を持って出向いたのは、道路を隔てたコンビニ店向かいの斜面奥だった。道路脇コンクリート上の空間線量は、0.06μSv(マイ…

東日本大震災5回目の秋(1)放射能汚染地帯を行く

ゴジラはどこに行った(いわき市平豊間) IT記者会とソフトウェア技術者協会(SEA)の有志による「東日本大震災5回目の秋〜6国と放射能汚染地帯を行く〜」ツアーを実施したのは10月26〜28日の3日間。「6国」は再全通から1年経った国道6号線のこと。今…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

CEATEC JAPAN 2015へ行ってきた いろいろ見れたビジュアル・レポ(4) IPAもIoTにまっしぐら この展示会、いろいろ言われているが、行って見なくてはわからない。現地はやっぱり凄い、いろいろあるじゃないか、という感じ。以下、目についた展示のビジュア…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

CEATEC JAPAN 2015へ行ってきた いろいろ見れたビジュアル・レポ(3) 自動車もテーマ この展示会、いろいろ言われているが、行って見なくてはわからない。現地はやっぱり凄い、いろいろあるじゃないか、という感じ。以下、目についた展示のビジュアル・レ…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

CEATEC JAPAN 2015へ行ってきた いろいろ見れたビジュアル・レポ(2) ドローンがいっぱい この展示会、いろいろ言われているが、行って見なくてはわからない。現地はやっぱり凄い、いろいろあるじゃないか、という感じ。以下、目についた展示のビジュアル…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

CEATEC JAPAN 2015へ行ってきた いろいろ見れたビジュアル・レポ(1) 往年の勢いは無くとも この展示会、いろいろ言われているが、行って見なくてはわからない。現地はやっぱり凄い、いろいろあるじゃないか、という感じ。以下、目についた展示のビジュア…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

私の「南蛮のみち」〜マデイラ・アイランドへ行ってきた〜② そういえば、マヨルカ島の国際会議では、島の少し内陸に入ったところ のバレアレス諸島大学のツーリズム学部のお世話になっていた。近代的な とても立派な大学キャンパスで、ここで…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

機会があってここ10年ほど毎年のようにソフトウェア・エンジニアリングに関する国際会議に論文発表などで参加してきた。その開催場所はオリンピックにも似て、それぞれ誘致する研究グループなどによって脈絡無く世界各地を持ち回る。マディラ・アイランドで…

2015年夏の東吾妻(3) 箱島湧水に行って・見た 城跡もありホタルもいる

中之条町や東吾妻町は高崎・渋川から長野県に抜ける途中、八ッ場ダムの手前に位置している。中之条町は四万温泉の入り口だが、東吾妻町の吾妻川沿いは草津温泉や嬬恋村に向かう「通過点」に過ぎない。無理やり創作したご当地グルメで観光客を呼んだところで…

2015年夏の東吾妻(2) スルー・スポイト・スポイル 上信自動車道の計画も

地方に行くと感じるのは「スルー」「スポイト」「スポイル」の3つ。新幹線や高速道路が開通して都市部から観光客が押し寄せるのは最初だけ、数年もすると日常に組み込まれる。都市部からの時間距離が短縮されるので、観光客の宿泊数が激減する。駅やインター…

2015年夏の東吾妻(1) 経済価値から知縁価値へ

八ッ場ダムが完成するのは2020年の予定。長野原地区と横壁地区の進入路建設に着手したのが1994年だから足掛け27年、途中2年間の空白を除いても四半世紀に及ぶ大工事だ。その妥当性は将来の評価に委ねられるとして、ただ、公共事業を誘致して雇用を生み出す地…

2015年夏の八ッ場(1) 引き返す選択肢はない

「本当に必要か」は問われ続ける 群馬県東吾妻町にある岩島中学校の閉校をきっかけに、半農半Xの新しいライフスタイルを模索する「GO!農プロジェクト」がスタートした。その一環で、校舎に各種の資料室を集積し研究拠点とする案がある。提案者の一人として…

アシストフォーラム 事例で活況の「なぜ」

7月8日午後1時半から、東京・西新宿で開かれた「アシストフォーラム東京」に行ってきた。ソフトウェア・パッケージの専門商社であるアシストの単独開催だが、大塚辰男社長が営業方針を説明するでもなく、製品のプレゼンテーションが前面に出るのでもない。東…

派生開発カンファレンスに行ってきた

システム・エンジニアリングを志向 5月22日(金)、横浜市中区の横浜市開港記念会館で、派生開発推進協議会(代表、略称:AFFORDD)主催の「派生開発カンファレンス2015」が開かれた。参加者は約230人と昨年をやや下回ったものの、本会場(講堂)では7件の…

神谷芳樹のオフィシャル・エッセイ

Japan IT Week[春]に「ちょっとだけ」行ってきた 東京ビッグサイトの巨大展示会、リード エグジビジョン ジャパン(株)主催の『Japan IT Week[春]』は12種の展示会が合体した催しで、その巨大さ、人波に、気力、体力が及ばず、ちょっと垣間見た程度だが…

NTT R&Dフォーラム2015に行ってきた〜技術篇〜

新コンセプト『NetroSphere」(ネトロスフィア)構想』登場! 毎年恒例のNTT R&Dフォーラム、今年は80件の展示が行われた。その全体像をR&Dへの基本姿勢とともに聞けるのがR&D陣営の総帥、代表取締役副社長、研究企画部門長、篠原弘道氏の基調講演「NTT R&D…

NTT R&Dフォーラム2015に行ってきた

鵜浦博夫社長の基調講演 NTTの研究開発陣営恒例のR&Dフォーラムが武蔵野研究開発センタで開催され、初日に行ってきた。好天に恵まれたのか見学者の出足よく、開場時間を繰り上げるなど盛況だった。経営幹部はクリアなビジョンをしっかり見据えて自信に満ち、…

東日本大震災被災地4年目の夏〜汐風と砂塵の中で〜(3)

気仙沼市西みなと町のT字交差点に打ち上げられた大型漁船「第十八共徳丸」とその周辺の景色は、震災被害の凄まじさを物語るものだった。写真にわずかに写っているが、船の奥の白い倉庫の裏側にあるJR「唐桑駅」も、津波の直撃を受けて大破した。 すべての…

東日本大震災被災地4年目の夏〜汐風と砂塵の中で〜(1)

「東日本大震災被災地4年目の夏」ツアー(8月1〜3日、IT記者会主催)が無事終了しました。全コース参加者は6人、平均年齢は70歳でした。盛岡を起点に、宮古〜大槌〜大船渡市〜陸前高田〜気仙沼〜南三陸〜女川〜石巻、そして仙台まで、走行距離は490k…

展示会シーズン幕開け、駆け足見学記

産業の底力が見える「国際航空宇宙産業展」 2日から有明で開催されたのが、「東京国際航空宇宙産業展」。これはIT領域でしか活動していない筆者にとっては「知らない世界」だ。航空宇宙産業といっても印象としては非常に多岐にわたる。産業分野の項目だけ見…

展示会シーズン幕開け、駆け足見学記(1)

あの暑かった夏が去って、秋、一気に展示会シーズンとなった。激動の現代社会になんとかついていきたい気持ちで、幕開けの3つの展示会を駆け足で見学した。 まずは幕張の「CEATEC」、次いで有明の「国際航空宇宙産業展」、そして「ITproEXPO」。セレクトした…

東日本大震災・被災地3年目の夏〜定点観測の記録・小名浜〜(2)

東日本大震災から2年4か月。大津波の映像はまだ記憶に新しいが、被災地の人々のことは多忙な日常の中で忘れがちになっていはしないか。テレビや新聞などではしばしば、被災地の復旧・復興の遅れが報道されているが、個々の細かな状況はあまり伝わってこない…