IT記者会Report

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 SEAが「ソフトウェア産業論」で連続フォーラム

 ソフトウェア技術者協会(代表幹事:中野秀男・帝塚山学院大学教授、略称=SEA)が『ソフトウェア産業論』と題したForumをスタートした。同協会のForumは、分科会や支部が(東北/横浜/名古屋/北陸/関西/広島/九州および中国・上海)がソフトウェア工学に関連するテーマで個別に企画・運営している。今回の『ソフトウェア産業論』Forumは単発で終わらず、分科会や支部を横断するかたちでシリーズ化するのが特徴。
 3月18日に東京・大崎で開催した〈「ソフトウェア受託開発」の未来を考える〉(講師は日経BPイノベーションICT研究所の谷島宣之氏=写真=)を皮切りに、第2回〈ソフトウェア技術者資格制度の是非を考える〉(4月2日)以後は、納品なき受託開発、マイナンバー制度、情報セキュリティ、労働者派遣事業法といったテーマが候補にあがっている。代表幹事の中野秀男氏は、「シリーズ化という方針に沿って、できるだけ月1回のペースで実施していきたい」と語っている。
 4月2日午後6時から開催の〈ソフトウェア技術者資格制度の是非を考える〉は、中谷多哉子氏(筑波大学)を司会進行役に、情報処理学会を中心に検討されている高度IT技術者資格制度について旭寛治氏(日立製作所情報処理学会ITプロフェッショナル委員会委員長)が解説、佐賀大学の掛下哲郎氏を交えてパネルディスカッションを行う。
 定員は35人、参加費はSEA会員が1000円、非会員が3000円(30歳未満は1000円)となっている。会場はフェリカネットワークス(株)受付会議室(東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎エストストタワー16 階  http://www.felicanetworks.co.jp/company/map.html)。
http://sea.jp/?p=1687#more-1687