2013-10-01から1日間の記事一覧
ドストエフスキー文学の本質が永遠の真理をめぐる未完結の対話を描いたものだと見抜いたのは,たしかにミハイル・バフチン(1895〜1975)の慧眼であった.かれが,レーニンやトロツキーあるいはスターリンをさしおいて20世紀ロシアが生んだ最高の思想家だと…
ドストエフスキー文学の本質が永遠の真理をめぐる未完結の対話を描いたものだと見抜いたのは,たしかにミハイル・バフチン(1895〜1975)の慧眼であった.かれが,レーニンやトロツキーあるいはスターリンをさしおいて20世紀ロシアが生んだ最高の思想家だと…